作成年度 | 1973年度 |
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論文名 | BODとCODの測定値の比較について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和47年度(D-29) |
発表会 | 昭和47年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和47年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1973/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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斉藤巌 | |
伊藤洋二 | |
玉川尊 |
抄録 |
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北海道は、その地域的特産物であるビート、馬鈴薯を加工する製糖、でん粉工場をはじめ、紙パルプ工場および水産工場などから排出される有機排水が水質汚濁の一つの特徴を示している。したがって本道の河川水や工場排水などの有機物による汚濁の程度を示す指標としてBODすなわち生物化学的酸素消費量を知ることは重要である。しかし、このBODの測定には5日間を要し、緊急な場合には短時間で結果の求められる他の方法からBODを推定する必要が生ずる。CODすなわち化学的酸素消費量はこのような目的に利用しうる項目の一つであるが、BODに対するCODの換算率は排水等の性格によって異なることが知られている。そこで道内において主要な汚濁源と考えることのできるパルプ排液の混入した河川水についてBODおよびCODの測定結果を整理し、特定地点についてCODの測定値からBODを推定するための換算率、精度などについて二、三検討を試みた。ここにその概要を報告する。 |
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