作成年度 | 1973年度 |
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論文名 | 岩石の強度に関する基礎的研究-特に弾性波速度と圧縮、引張、せん断強度について- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和47年度(A-4) |
発表会 | 昭和47年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和47年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1973/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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根岸正充 |
抄録 |
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地質研究室では、ここ十数年来、道内各地の岩石について、各建設部からの依頼および当室で意図した計画により試験を重ねて来た。それらの結果について、各々の時点でとりまとめがなされ報文が出されたり、発表がなされている。さらにその後数年を経て、データが蓄積されたので、47年度は41~46年度に実施した岩石試験の結果を整理した。当報文はその一部であり次のことについて記述した、(1)一軸圧縮試験強度(Qu)と弾性波速度(超音波縦波伝播速度、Vp)との関係、(2)Quと圧裂引張強度(St)との関係、(3)Quとせん断強度(τ)との関係、(4)τとVpとの関係、(5)岩石名と比重との関係。岩石試験に関するデータは近年増加したとは言え、まだ非常に不足しており、岩盤の力学的性質をより正しく判断するために、今後岩石試験データの蓄積がさらに必要な状況にある。今回道内各地の岩石について多数試験結果を明らかにすることが出来たこと、および前記(1)~(5)について、岩石名ごとに整理してその特徴について記すとともに、従来の報文に加えて、二、三の新しい所見を明らかに出来たので報告する次第である。 |
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