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 鋼管グイ頭部定着効果に関する調査研究

作成年度 1973年度
論文名 鋼管グイ頭部定着効果に関する調査研究
論文名(和訳)
論文副題 昭和47年度(C-2)
発表会 昭和47年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和47年度技術研究発表会
発表年月日 1973/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
森康夫
渡辺恒喜
木村禎吾
抄録
本テーマは、昭和44年度から局の橋梁部門の指定課題としてとりあげられたものであり、過去3年間継続して調査研究を進めてきた項目である。各当該年度に実施した調査研究の内容については、その都度局の技術研究発表会において明らかにしてきたが、先年度の調査研究が終った時点での問題点を記すと次のようになる。(a)型式Aについてコンクリート中に埋込まれているクイを弾性床上の梁とし、その長さは有限であると考えることにより、フーチング中に埋込まれたクイの挙動を適確に表現できることが明らかとなった。しかし、有限長のクイとして考える場合、現場において簡単に取り扱い可能なものとなるか、また、その具体的な設計方法をどのように考えればよいのか整理されていない。(b)型式Bについて本型式については、調査現場数も少なく、46年度実施した模型実験も模型グイの加工が思うようにいかず、フーチングに埋込まれたクイ、および鉄筋の挙動についての適確な表現方法の究明、また、具体的な設計方法についての検討といった当所の問題点がそのまま残存している。本年度は、これらの問題点を明らかにすべく一連の室内模型実験を実施したが、本報文では、その実験結果を紹介するとともに、それに対する検討結果について述べ、最後に具体的な設計方法(案)について種々考えてみた。
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