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 石狩河口橋側径間部載荷試験について

作成年度 1973年度
論文名 石狩河口橋側径間部載荷試験について
論文名(和訳)
論文副題 昭和47年度(C-11)
発表会 昭和47年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和47年度技術研究発表会
発表年月日 1973/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
吉田紘一
大島久
抄録
石狩河口橋の側径間部は二径間連続と四径間連続の「プレストレスしない連続合成桁」が採用された。連続合成桁は支点上で負の曲げモーメントにより、コンクリート床版に引張応力が生ずるため、これに対してプレストレスを与えて応力調整を必要とするものとして1. 前荷重によるもの2. 支点移動法によるもの3. PC鋼材によりプレストレスを行なうもの等があるがこの他、断続合成桁のように支点附近に生じる大きな引張応力を広範囲に分布させることによって、応力の緩和を計るものなどがある。「プレストレスしない連続合成桁」の場合、負の曲げモーメントに対して床版コンクリートは無視するが有効幅内の主桁方向鉄筋を考慮した鋼断面で応力計算をし、プレストレス導入等の応力調整を必要としない工法である。この型式の橋梁はすでに数橋架設されているが、本橋は支間61.9m、62.2mでわが国最大の規模を有するものである。この橋梁の4径間部について設計上の仮定と実橋の挙動を比較検討するため載荷試験を行なったのでここに報告する。
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