作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 災害に強い防波堤構造に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成19年度(安-14) |
発表会 | 平成19年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成19年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2008/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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函館開発建設部 函館港湾事務所 | 森 信幸(MORI Nobuyuki) |
未記入 | 尾田 克人(ODA Katuhito) |
抄録 |
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防波堤災害は、海水温の上昇を伴う地球温暖化の影響で大型した低気圧や台風により近年頻繁に確認されるようになった。防波堤が被災すると、港湾・漁港施設の機能が著しく低下するだけではなく、波浪、高潮が港内に浸入し地域住民に対する安全が損なわれる。従って、「災害に強い防波堤構造の検討」は港湾施設の機能や安全性を確保する上からも重要である。防波堤災害の程度は、ケーソンが法線に沿って波状を呈して活動または転倒する状態が多く確認されている(蛇行災害)。風波による来襲波は短波長で波当りは各々のケーソンで異なるが、ケーソン同士は単独で機能しているため設計波を超える波浪が来襲したケーソンは被災し、設計波に満たないケーソンは被災を免れる状況が蛇行災害の発生要因であると推察する。本件は、来襲波に対しケーソン単体で防波するのではなく、防波堤を台形ケーソンの組合せによる連結したケーソン構造帯とすることで、災害に強い防波堤構造の可能性を考察する。 |
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