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 漁港における衛生管理施設の整備について-清浄海水導入施設整備における留意点について-

作成年度 2007年度
論文名 漁港における衛生管理施設の整備について-清浄海水導入施設整備における留意点について-
論文名(和訳)
論文副題 平成19年度(安-15)
発表会 平成19年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成19年度技術研究発表会
発表年月日 2008/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
農業水産部 水産課一政 悟(ICHIMASA Satoru)
未記入増田 亨(MASUDA Tohru)
抄録
近年、食品の衛生管理に関しては、O-157等による食中毒等の発生に始まり、産地偽装等による消費者の食品に対する安全性への要求の高まり、欧米諸国の食品輸入に際しての衛生管理基準の強化等があり、より高度な衛生管理が求められている。水産物に関しても同様な要請があり、特に日本には、煮魚や焼き魚のような加熱処理した水産物だけでなく、加熱処理をしない刺し身等の食習慣があり、生鮮水産物の微生物繁殖防止等の衛生管理にこれまで以上の注意が必要となっている。漁港における水産物の衛生管理とは、漁港施設の整備やソフト対策を駆使して、人の健康を損なう恐れのある様々な危害が水産物に侵入あるいは混入しないようにすること、あるいは微生物等の危害については増殖を抑えるようなコントロールをすることである。衛生管理施設としては、従来より鮮度保持・異物進入防止目的から屋根付き係留施設を整備しているが、平成15年度から清浄海水導入施設を併せて整備し、より高度な衛生管理を図る取り組みが進められている。本報文は、清浄海水導入施設の概要、整備実績、並びに調査、設計する際の技術的ポイントについて報告するものである
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