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 牛朱別川分水路事業におけるインパクト・レスポンスに関する検討について-河川環境への影響を定量的に評価する-

作成年度 2007年度
論文名 牛朱別川分水路事業におけるインパクト・レスポンスに関する検討について-河川環境への影響を定量的に評価する-
論文名(和訳)
論文副題 平成19年度(環-50)
発表会 平成19年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成19年度技術研究発表会
発表年月日 2008/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
旭川開発建設部 治水課森 文昭(MORI Fumiaki)
未記入成田 盛晃(NARITA Moriaki)
未記入田中 和浩(TANAKA Kazuhiko)
抄録
旭川市街地を流下する牛朱別川は、下流部(石狩川合流点付近)が昭和7年に現在の位置に固定された人工水路であり、市内中心部を流下するため土地の制約等で上流側に比べ川幅が狭くなっている。このため、現在の河道では計画洪水を安全に流すことができないことから、石狩川水系工事実施基本計画において市街地の上流で石狩川へ分流する牛朱別川分水路事業を昭和59年から実施し、平成16年に完成した。牛朱別川分水路は、旭川市北東部の桜岡・永山地区境界付近の牛朱別川から分流、北西に流れ、東鷹栖境の永山橋付近の石狩川に合流する。市内中心部の治水事業の一環として開削された。河道幅200m、流路延長約5.7kmの分水路により、計画流量1,000m3 /sを分流し、これにより牛朱別川の河道分担流量は、中央橋地点で基本高水流量1,800m3 /sから計画高水流量900m3 /sとなり、市街地の治水安全度を飛躍的に向上できる。しかし、旧川となる牛朱別川に流れる流量の減少により、魚類生息環境への影響が懸念されていた。ここでは、牛朱別川における河川環境への影響を把握するため、人為による改変を「インパクト」、そこから魚類を指標とした河川環境がどのように応答するかを「レスポンス」と定義し、分水路通水による牛朱別川の魚類生息環境の定量予測及びモニタリング結果について報告する。
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