作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 漁港における長周期波特性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成19年度(技-28) |
発表会 | 平成19年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成19年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2008/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小樽開発建設部 小樽港湾事務所 | 上久保 勝美(KAMIKUBO Katsumi) |
未記入 | 石山 祐司(ISHIYAMA Yuuji) |
抄録 |
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日本海沿岸に位置する古平漁港および美国漁港では、台風や低気圧に伴う水面変動により、係留中の漁船が大きく動揺し、係留索の切断、船体の損傷などの被害が生じている。被災当時の港内の状況は一見すると静穏であり、船体を動揺させるような波は見られないことから、長周期波に類する要因により船体動揺が発生しているものと考えられる。港湾については、長周期波による船体動揺に関する調査研究は進められており、港湾船舶を対象とした係留系と船体動揺の関係などについては知見が得られており、長周期波の静穏度解析による港湾船舶の荷役限界波高についても現地観測結果からの提案値が示されている。しかしながら、漁港において長周期波を対象とした検討を行う場合、港湾の手法を適用できると考えられるが、検討に必要な長周期波高と船体動揺との定量的な関係についての知見はない。本報告では、古平漁港および美国漁港の沖合での波浪観測結果から長周期波の特性について報告するとともに、両漁港内における長周期波の増幅特性について考察を行う。 |
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