作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 肥培かんがいが土壌の理化学性に及ぼす影響の評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成19年度(技-34) |
発表会 | 平成19年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成19年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2008/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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資源保全チーム | 桑原 淳(KUWABARA Jun) |
資源保全チーム | 横濱 充宏(YOKOHAMA Mitsuhiro) |
抄録 |
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北海道では広大な酪農地帯が分布し、乳牛より排泄された糞尿をかんがい水により希釈して、液肥として草地圃場に還元する肥培かんがい事業が広く行われている。その効果の一つに草地圃場の土壌理化学性改善がある。実圃場レベルでその効果を検証することが望ましいが、各圃場には管理手法や地形条件等の違いが存在し、それらが土壌の理化学性に大きな影響を与えている。そのため、スラリーの施用圃場と非施用圃場において同一深度の土層の土壌理化学性を単純に比較しても、その差異が肥培かんがいによるものか他の要因であるか判断できない。そこで散布した曝気スラリーの浸透が地表5cmまでであることに着目し、表層5cmの各分析項目値から直下5~10cmのそれらの値を差し引くことで他の要因に由来する差異を分離し、肥培かんがいが土壌理化学性に及ぼす効果を明らかにした。 |
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