作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 水理水質解析モデルの開発と草地流域への適用 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成19年度(技-36) |
発表会 | 平成19年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成19年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2008/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水利基盤チーム | 鵜木 啓二(UNOKI Keiji) |
水利基盤チーム | 多田 大嗣(TADA Hirotsugu) |
水利基盤チーム | 中村 和正(NAKAMURA Kazumasa) |
抄録 |
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降雨流出過程において浸入能の小さい草地で発生する表面流は,草地表面の細粒土砂やその他の水質汚濁負荷物質を混濁させながら直接的に河川や排水路等へ流入し,水系を汚染する。これに対し,水系への流入点付近に浸入能の大きな緩衝帯を配置することで,表面流を低減させて,それに伴う水質負荷を除去する手法がある。実際に,草地流域に河畔緩衝帯を整備する場合,その機能や効果を予測(シミュレーション)できれば,効果的な計画・設計が可能になると思われる。そこで,降雨時に草地等で発生する表面流および土中に浸透後の中間流の挙動を水文,水理学的な手法で追跡し,土地利用条件や地形条件による流出の相違を定量的に表現できる流出解析モデルを構築した。さらに水の移動に伴いそれに含まれる汚濁負荷を低減させる水質解析モデルを付加させることで,草地~緩衝帯~排水路の水質水文過程を一体的に計算可能な解析モデルを開発したので報告する。 |
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