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 道路緑化の取り組みについて-名寄バイパスにおけるリサイクル緑化の実施事例-

作成年度 2007年度
論文名 道路緑化の取り組みについて-名寄バイパスにおけるリサイクル緑化の実施事例-
論文名(和訳)
論文副題 平成19年度(植-6)
発表会 平成19年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成19年度技術研究発表会
発表年月日 2008/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
旭川開発建設部士別道路事務所三澤 勉(MISAWA Tsutomu)
未記入立崎 哲也(TATSUZAKI Tetsuya)
未記入阿部 剛(ABE Tsuyoshi)
抄録
士別道路事務所は、「一般国道40号」、「一般国道239号」、「一般国道275号」の維持管理と高規格道路の計画(北海道縦貫自動車道士別剣淵名寄間、名寄バイパス、音威子府バイパス)と建設・維持(名寄バイパス)を担当している。一方、旭川開発建設部では、平成6年度より自生種の導入による道路緑化技術の研究、街路樹や防雪林の保育管理技術の向上に向けた取り組み、さらに道路緑化の目標、将来像を見定めた緑化実施計画の策定を行い、計画的な緑化事業の推進に努めている。士別道路事務所にあってもこれに呼応し、街路樹や防雪林の健全な育成に資する効果的で適切な保育管理の研究と実践、名寄バイパスにおける自生種による「伐り株移植工」の導入を行うなど、他の地域に先駆けた取り組みを行っている。本報文では、士別道路事務所で取り組んでいる街路樹の保育管理の実践事例として、国道40号士別市におけるナナカマド、同名寄市のプンゲンストウヒ、同和寒町のエゾヤマザクラ、名寄バイパス起点部のイタヤカエデについて、そして国府防雪林の取り組みについて報告する。また、平成15年に名寄バイパスで、自生種による自然再生をテーマにリサイクル緑化手法として導入した「伐り株移植工」についての経過報告を行うとともに、伐り株移植工を発展させた「盛土とり木工法」の取り組みについても紹介する。また、併せて、緑化実務担当者の緑化技術向上に向けた取り組みとして継続実施している緑化講習会の取り組み、さらに今後の道路緑化事業の展開方策について報告する。
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