作成年度 | 2007年度 |
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論文名 | 環境にやさしい観光交通体系の構築に関する取り組みについて-自転車を活用した自然環境に配慮した滞在型観光の創出- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成19年度(協-11) |
発表会 | 平成19年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成19年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2008/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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釧路開発建設部弟子屈道路事務所 | 塩島 寛(SHIOZIMA Hiroshi) |
未記入 | 佐藤 敏宏(SATOU Toshihiro) |
未記入 | 木村孝司(KIMURA Takashi) |
抄録 |
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弟子屈町は、北海道の中でも阿寒国立公園を擁する自然環境豊かな地域で世界有数の透明度を誇る摩周湖をはじめ、屈斜路湖、硫黄山など観光資源に恵まれた道内有数の観光地でもある。しかしなから近年、貴重な観光資源である摩周湖の透明度の低下や摩周湖周辺の樹木の立ち枯れが増加するなど自然環境が悪化する傾向があり貴重な観光資源の魅力が損なわれる問題が生じているため、環境保全対策が急務となっている。また、観光者は市街地を車両で通り抜ける通過型交通が多く、優れた自然観光資源が地域の活性化に充分活かされていない現状もある。今回、環境に優しく、且つ、ゆったりと健康的に楽しめる滞在型観光交通手段として自転車を取り上げ、自転車推奨レーン設置による走行環境改善、無料レンタサイクルの貸出、イベント開催などを複合的に実施し、自転車活用の取り組みを進めた。このような環境に配慮した観光交通体系づくりと地域経済の活性化方策として自転車の活用を図ることは、今後の自然型観光地での交通システムのあり方を検討する上で重要なモデルケースとなると考えられる。 |
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