作成年度 | 1957年度 |
---|---|
論文名 | 重土工機械の寒冷時始動に対する技術的考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和31年度(84) |
発表会 | 昭和31年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和31年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1957/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
作家繁八 |
抄録 |
---|
冬期寒冷地において自動車および建設機械を使用する際、これらのエンジン始動は非常な困難を極めており、繰返されて訪れる冬期に、その当事者は種々思考して、始動の簡便を図ることに腐心するのであるが、このうち特に建設機械の使用については、その作業内容によってほとんどの場合、都心を離れた僻地になっている。そして根拠地が絶えず移動する性格を持っている工事のものは、完備された車庫を持つことができずに、ますます昼夜の温度差の激しい山間地方で稼動を強いられる面が多くなってくるといわなければならない。北海道における冬期は、特に除雪という深刻な問題を有しており、それが自然現象を相手にするため実に不定期的な稼動を強いられる内容を持っているので、必ずしも朝に始動を行うとはかぎらず、降雪の如何によっては深夜に稼動しなければならず、それが全部緊急出動を要するものであるので、多くの設備を要求されるわけである。結論として本調査では、冬期における寒冷地に使用するエンジンの始動困難となる主な原因を突止めて、その合理的対策と各種始動法について調査したものであって、種々利用の域に達すれば幸いと思う。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |