国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 高強度プレキャストコンクリートスラブ橋について

作成年度 1957年度
論文名 高強度プレキャストコンクリートスラブ橋について
論文名(和訳)
論文副題 昭和31年度(5)
発表会 昭和31年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和31年度技術研究発表会
発表年月日 1957/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
林正道
抄録
プレキャストコンクリートスラブ橋は、普通の鉄筋コンクリートスラブ橋を橋軸方向に細分して工場製作し、これを現場に運搬架設し、継目部分を現場打ちコンクリートにより連絡して一体となすものであるが、昭和25年に試験橋による試験を行って好成績をおさめて以来、各地に架設を見るに至っている。従来のプレキャストコンクリートスラブ橋においては大部分がコンクリートの許容曲げ圧縮応力度δcaとして60㎏/c㎡を使用していたが、δca=60㎏/c㎡ではスパン約7m以上になるとプレキャスト材の重量が大となり、取扱いその他の点で施工が困難であった。しかし、昭和29年にδcaを100㎏/c㎡に引き上げることにより、版厚ならびに死荷重の減少をはかったので、スパン10mの茶志内橋の架設に成功した。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.