作成年度 | 1957年度 |
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論文名 | 台風に対する函館港の計画について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和31年度(72) |
発表会 | 昭和31年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和31年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1957/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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和智昭市 |
抄録 |
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函館港は渡島半島の南端にあり、津軽海峡に面し青森港とともに本州と本道を結ぶ連絡機構を形成している。当港は地形に比較的恵まれた湾内にあり、古くより天然の良港として昔の機帆船時代から相当の利用度があり、近辺に港湾らしい所がないことと併せて本州との連絡港として盛んに利用されていたものである。しかるに船舶は日進月歩し次第に大型化され、それにともない従来の天然地形だけによる泊地では需要を満たすことができなくなるに到り、泊地の拡張のため近代的港湾工事を行なうに到った。まず第1期拓殖事業として明治43年から大正7年までに西防波堤918m、および防波堤2箇所728mが築設され、その後さらに北洋漁業および外国貿易が盛んに行われるようになり当港の重要性がますます増大し、それに加えるに青函連絡運航も確定するに到り、大正11年から大正14年にわたり青函連絡埠頭が、昭和6年には海岸町および西浜岸壁が施工された。その後さらに第2期拓殖事業として西防波堤667mの延長、および北防波堤の一部と海岸町の埠頭が施工されることとなり、現在に到っている。 |
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