作成年度 | 1957年度 |
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論文名 | プレパクトコンクリート工を施工して |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和31年度(15) |
発表会 | 昭和31年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和31年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1957/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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長屋幸雄 |
抄録 |
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昭和30年9月管内初めての試みであるプレパクトコンクリート工法を施工した士別橋は、昭和9年に、1級国道40号線士別市街北西の天塩川に架設された支間84m・幅員6mのT型コンクリートゲルバー橋であって、橋台は重力式、橋脚はラーメン式コンクリートからなる永久橋である。昨年7月、道北一帯を襲った降雨量160㎜を超える豪雨によって、天塩川は急激に氾濫し特に上流地帯である士別地方は、水勢甚だ激烈であった。この衝撃を受けた士別橋左岸橋台並びに翼壁は、共に根を洗われ遂に上流側の翼壁は、河中に転倒崩壊し、その上取付道路は決壊流失し、橋台は辛うじて転倒寸前の形で止まった。この復旧にあたり、旧来の工法を以ってしては、橋台に動揺を与え、転倒の危惧が多分にあるので、ここに水中コンクリート工事に、画期的新工法をもつ、プレパクトコンクリート工法を実施する運びとなった。 |
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