作成年度 | 1957年度 |
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論文名 | 根釧地区パイロットファーム開発計画について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和31年度(66) |
発表会 | 昭和31年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和31年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1957/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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落合良平 |
抄録 |
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根釧原野は戦後食糧の増産と人口吸収の施策のもとに、開拓の鍬が振るわれて来たが、面積が広大である上に自然的社会的条件から、北海道においても特殊な地域となっているので、従来行われてきた開拓政策を以ってしては、その成果はとうてい期待し難いのである。したがってこの悪条件を克服して、本地域に最も適した方策を行うことが本地域開発の要点であり、長年にわたりその調査が進められ、ほぼ結論に達すべき時期が近づいている。これにさきだち昭和29年夏以来数次にわたり来道した国際復興開発銀行来日調査団の勧告に基づき、従来の総花的な方法を一擲して、世銀融資をはじめ見返資金等多額の費用を投入して、機械開墾方式を採用し、短期間に完成された農家を産み出そうとするパイロットファームが床丹第2地区である。機械開墾方式による本地区の事業の成否は、根釧原野の開発さらには北海道の開拓事業の将来に重大な影響を及ぼすものである。ここに根釧地域の社会的・自然的条件の特殊性と床丹地区開発計画について述べる |
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