作成年度 | 1957年度 |
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論文名 | コンクリート舗装の破壊調査の一例について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和31年度(41) |
発表会 | 昭和31年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和31年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1957/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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臼井加一 |
抄録 |
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コンクリート舗装はいわゆる剛性舗装版なので、撓み性舗装版とは違って路盤への荷重の伝達は、bridge actionによることも可能であるのに、その路盤支持力は一ようであることが必須の条件とされている。元来路盤はいかに入念に施工しても得られる均一性にはおのずから限度があり、また時間の経過に伴なって当然変化するものと考えられるので、いかなる程度まで支持力の不齊が許容できるかということの解明は、今後の研究に俟たなければならない。ともあれ北海道におけるこの種の舗装の破壊は路床・路盤の不齊凍上、またはこれが融解による支持力の低減など、いわゆる路盤の不均一に原因していると考えられる場合が多い。本文は昭和27年度施工の国道36号線月寒市内コンクリート舗装道について、昭和28・29年の2箇年に亘り行った凍上調査および亀裂調査の結果を、コンクリート舗装の破壊の一例として述べると共に、凍上対策が舗装道においていかに重要であるかということについて述べたものである。 |
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