作成年度 | 1958年度 |
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論文名 | 護岸根固としての混成捨十字ブロックについて |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和32年度(25) |
発表会 | 昭和32年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和32年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1958/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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茅花 実 |
抄録 |
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河川の護岸には、高水護岸と低水護岸があるが、後者の場合、異常深堀れによる水深大なる箇所の護岸根固に適する工法を探すのに苦心している。この深掘れの原因でもある螺旋流に抵抗する工法を選定するにあたって、(1)透過的なものであること(2)耐久力が大であること(3)使用材料が入手し易いこと(4)工費が低廉であること(5)工法を簡素化でき施工が容易であること(6)洗掘に対して屈撓性があること(7)磨耗および腐朽に対する耐久性が大であることなどの点を考慮して、これらをおおむね満足する工法として混成捨十字ブロックを採用し、昨31年12月施工した。流速を殺ぎ、堆砂を促し、さらに対岸の寄州の増大を阻止し、低水護岸を固定化して、背後の堤防の安全を計ることをねらいとしたものである。 |
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