作成年度 | 1958年度 |
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論文名 | 中川橋架設工事報告 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和32年度(4) |
発表会 | 昭和32年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和32年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1958/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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加藤建郎 |
抄録 |
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1級国道40号線中川村地内の天塩川に架換えられた本橋は、橋長153.5m、有効幅員6m、主径間ランガートラス80m、側径間ポニートラス35mの1等橋である。下部は橋脚2基(井筒基礎、根入20m)左岸橋脚式橋台1基、右岸橋台1基、それぞれ井筒基礎根入18mよりなる。架橋地点の地質は、ボーリングおよび井筒沈設の結果より、地表から3mは褐色泥炭層で、これより18mまではシルト質粘土層、それ以下30m位までは、シルト質粘土に薄い砂利交じり粘土層を所々に交えている。シルト質粘土を北大で試験した結果によれば、含水比50.2%、湿潤密度1.705g/cm3、乾燥密度1.135g/cm3、摩擦角1°20’(一面急速直接剪断による)、凝集力0.025kg/cm2という値を得ており、基礎地盤としてははなはだ好ましくないものである。井筒根入は当初15mおよび13mの計画であったが、沈設後土木試験所で基礎地盤の地耐力試験を行った結果、10t/m2しかなく支持力に不足をきたし、更に5m根入を深くし、それぞれ20mおよび18mとしたものである。 |
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