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 苫小牧港の漂砂調査について

作成年度 1958年度
論文名 苫小牧港の漂砂調査について
論文名(和訳)
論文副題 昭和32年度(53)
発表会 昭和32年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和32年度技術研究発表会
発表年月日 1958/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寺西孝雄
抄録
苫小牧市を中心とする勇払原野に臨海工業地帯を建設するため、苫小牧港の修築工事が進められている。苫小牧海岸は太平洋に面した砂浜が続き、漂砂の移動が激しいので、港の建設には漂砂を防止することが大きな問題である。そのため各種の調査、観測を実施して研究中であることは衆知のとおりである。特にアイソトープによる漂砂調査は世界的にも始めての実験で、ジュネーブの第一回原子力平和利用会議で発表後各界の注目をあびてきた。本年度はさらにラジオゾンデによる潮流観測を準備中である。いままでの調査結果は既に機会あるごとに報告されているが、その後も引続き調査続行中である。今回の報告は、最近に新しく試みた調査およびその結果につき大要を述べたものである。
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