作成年度 | 1958年度 |
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論文名 | 釧路港北二号埠頭について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和32年度(57) |
発表会 | 昭和32年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和32年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1958/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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城所正雄 |
抄録 |
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釧路港はその背後地に広大な未開発地を持ち、かつ最近はこれら未開発資源を利用する臨海工業地帯造成の問題が取上げられ、また対米至近距離に位置する関係から近時出入船舶の数も著しく増加し、斯界から注目されている所である。したがって、本港の取扱貨物量は近時急激な上昇を示し、昭和30年204万屯、昭和31年度(1月~12月)229万屯と増大し、本道においては室蘭港、小樽港に次ぎ第三位を誇っているが、港湾施設に関しては、未だ未完成の現状で整備の急務が痛感されている。したがって本計画の樹立にあたっては、今までのような土木工学的見解に基く計画ではなくて、港湾経営という企業体の場としての施設計画について、本地方の特異性を基本として考察を試みたものである。本港の港湾施設に甚大なる損害を与へた十勝沖地震の経験から、耐震岸壁としての試験、調査を行って設計を改良して行く予定である。上記の理由から、特に北二号埠頭について施設計画の一私案を樹てたので、釧路港湾計画の現状および将来に亘る種々の問題に対し検討を加えて見る。 |
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