国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 道内におけるセメントの品質について

作成年度 1958年度
論文名 道内におけるセメントの品質について
論文名(和訳)
論文副題 昭和32年度(7)
発表会 昭和32年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和32年度技術研究発表会
発表年月日 1958/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
伊藤洋二
抄録
本報告は、昭和30年および31年の2年間に当研究室で行ったセメントの試験の結果について取りまとめたものである。道内で昨年一年間に使用されたセメントを品種別に概観すると、総消費量580,000tのうち普通ポルトランドセメントが73%を占め、高炉セメントが22%、残りの5%が早強セメントその他となっている。高炉セメントは昭和29年までは本道でほとんど使用されていなかったため、特に規格試験の外にJISモルタルによる一年間の長期強度試験を行い、さらに水和熱試験およびASTMの規格によるオートクレーブ膨張試験も実施した。また、風化による普通セメントおよび高炉セメントの性質の変化をもあわせて報告している。
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