作成年度 | 1958年度 |
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論文名 | 大夕張ダム堤体コンクリート用骨材について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和32年度(9) |
発表会 | 昭和32年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和32年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1958/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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白井俊昭 | |
春日坦 |
抄録 |
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大夕張ダムは戦後樹立された夕張川流域総合開発計画の根本をなすものであって、その貯水によって下流にある1万数千町歩の農業地帯の必要用水を確保し、かつ落差による発電を併せ行うものである。ダム地点は夕張川上流夕張市南大夕張二股地点にあって、昭和32年度に仮設備基礎掘削を行い、次年度早期にコンクリート打設を開始し、数年で竣工の予定である。昭和30年7月に試験室が完成し、以来基礎データーの作成に努力してきたが未だ最終的結論を発表する段階に至っていないので、主としてコンクリート骨材について述べる。ダムのような大量のコンクリートを打設する現場では、必然的に経済的かつ良質のコンクリートを得ることが要求され、したがって、骨材の使用についても同様な観点からの検討が要求される。天然産の良質骨材で粒度良く、その過不足の差が大きくなくて量的にも十分なものが付近に得られる場合には、フルイ分け工場の外一部砕石工場を設置して使用するか、あるいは原石山を地質・仮設など各面より調査して砕石工場を設けて、人工骨材を生産することになる。当現場は原石山をダム付近に設け、人工砕石を使用することにした。 |
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