作成年度 | 1958年度 |
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論文名 | 泥炭地に築く用水路について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和32年度(15) |
発表会 | 昭和32年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和32年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1958/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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菅野啓一 | |
山内一郎 | |
須藤良太郎 |
抄録 |
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泥炭地盤上に用水路を築造する場合、地盤の支持力・圧密沈下などの土質工学的問題と、堤体並びに基盤を通じての透水・貫孔作用などの水理学的問題が解明されなければ、合理的設計、施工は困難と思われる。一般軟弱地盤の処理工法もまだまだその研究途上にあるが、殊に泥炭地については、構成物質の特異性と低位から高位に連なる土性的差異およびこれらの複雑な分布のために、関係者の真摯な努力にもかかわらず、多くの未開な分野を含んだままになっている。このため昨秋これらを解明する一方法として、条件の異なる4種の試験水路を設けて現場実験を行い、主に実証的な面から用水路築堤に関する安全かつ合理的な設計、施工の資料取得にとりかかった。しかし主に施工の不手際から計画の一部しか実験できず、実験の主体は本年に持ち越されたため、ここでは今までに得られたデータと、それに対する簡単な考察を述べる。 |
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