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 音更町千野市街における舗装工事について

作成年度 1958年度
論文名 音更町千野市街における舗装工事について
論文名(和訳)
論文副題 昭和32年度(18)
発表会 昭和32年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和32年度技術研究発表会
発表年月日 1958/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
佐藤義行
抄録
本報文は、昭和31年度帯広において施工した舗装工事の設計並びに施工の内容を報告し、合わせて若干の考察を加えたものである。当工事箇所は、帯広市から十勝川を隔てた市街地であり、交通量は昨秋の調査で1,735台を数え、その大半は重車両であって、当管内最大の地点である。また此の地点は排水施設が皆無であるため、降雨時並びに融雪期においては、路面水の逃げ場がないので、これらは路面に滞水して路盤を破壊に導き、更に飲料水をも汚濁させるという現状であって、地元民から強く舗装並びに排水施設の完備が望まれていたところである。工事は次のとおりである。表層はトペカ式アスファルトコンクリートとし、基層に関しては、ブラックベースと切込砂利のセメント処理基層とを比較したが、砕石の価格が高くかつ玉石砕石のため原石の質が種々雑多なものになりやすいこと、切込砂利が良質であり低廉かつ大量に入手できること、重車両の交通が多いので高い安定性がのぞまれることなどの理由から後者を採用した。排水施設は車両幅員を11mにとり、縁石を避けて路面水を溜桝に導き、ヒューム管に流入する方法を講じた。歩道は車道の両側に4.5mあてをとった。
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