作成年度 | 1959年度 |
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論文名 | 雨龍川秩父別築堤の経済的考察について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和34年度(19) |
発表会 | 昭和34年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和34年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1959/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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高瀬正 | |
立山久男 | |
岡元武彦 |
抄録 |
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公共事業は一般に国民経済につながり、しかも国家経済の主導目標によって変わるものであるから、その事業効果の経済的評価基準も時代によって当然変化するものである。また公共事業のうちでもとくに不特定多数を対称とし、生産の積極的向上というよりは消極的な防止機能を果たそうとするような河川事業については、その効果につき具体的に論議することはむしろ困難と思われる。しかし戦後特に強調され始めた公共事業に対する経済効果の問題と関連して、形式的ではあるが、いわゆるコストベネフィット方式により一応我々の実施している河川堤防の経済的価値というか性格を把握してその事業の規模とか緩急などに対する考え方の目安を確立すべきだと考えていたが、たまたま昭和30年7月に生起した雨竜川の未曾有の大出水に対して、沿岸秩父別村についての被害につきかなり詳細な実施調査を行ったので、特に秩父別築堤についての効果を測定した。その結果について紹介しようとするものである。 |
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