作成年度 | 1959年度 |
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論文名 | 石狩川の浮遊流砂について-河道の縦断方向における比較- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和34年度(25) |
発表会 | 昭和34年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和34年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1959/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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宮田巌 |
抄録 |
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石狩川における浮遊流砂の実態を知るため、石狩川河口より河道延長距離約160km間について浮遊流砂の縦断観測を低水位時について実施した。この結果各地点における浮遊流砂の分布状況、定量的な変化あるいは浮遊流砂に関する種々の比例常数について興味ある結果が得られた。自然河川において流れにより懸濁しつつ運ばれる浮遊流砂の量は、水量のほかに河水の流勢あるいは地質などによって左右されることが考えられ、同一河川であっても地域により大きな差異の生ずることが予想される。ゆえに河川の浮遊流砂について研究を進め、かつその実態を把握するためには1地点における観測のみではなく、上流から下流に至るまでの縦断的な観測が必要となってくる。石狩川における浮遊流砂に関する調査は過去においてもしばしば行われてきたが、主に局部的な箇所における解析に重点がおかれ、河道全般にわたっての調査研究は、種々の悪条件が伴うため、あまり行われていないようである。そこで石狩川の縦断方向における観測を実施し、各地点における浮遊流砂の共通点あるいは相違点について検討したものである。 |
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