作成年度 | 1959年度 |
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論文名 | 融雪流出についての一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和34年度(30) |
発表会 | 昭和34年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和34年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1959/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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江利川喜一 |
抄録 |
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北海道のように寒冷な降雪の多い地域においては、春先の融雪による出水が定期的に起こるといえよう。この融雪出水は時期的にほとんど一定であり、またかなり高い水位が比較的長時間続くことが夏期高水と異なる点であろう。融雪現象に関係するfactorは気温、湿度、日射、その他非常に多くこれに降雨が加わると、これら相互の作用はずいぶん複雑なものになる。融雪流出の解析においては降雨による流出を除いたhydrographとDegree dayの関係からDegree day factorを求め、これを用いて逆に流出量を推定する方法が一般的のように思う。本文においてもほぼこの方法を踏襲して検討を行ったわけである。ただ普通はある一定の日について、すでに求められたdegree day factorを道いて計算した流出量を3日ないし4日に適当に配分しているのであるが、ここではこの配分を含めて考察してみた点が異なっているといえるであろう。 |
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