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 常呂川河口部水位の実験と不等流計算について

作成年度 1959年度
論文名 常呂川河口部水位の実験と不等流計算について
論文名(和訳)
論文副題 昭和34年度(31)
発表会 昭和34年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和34年度技術研究発表会
発表年月日 1959/05/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小玉一勇
星野信治
抄録
本河川の下流について古くには、大正8年第一期拓殖計画として常呂市街より左岸10km余りの築堤および右岸については4km余りの築堤と新水路の掘削が計画され、大正10年に着手し、同12年には新水路の開削をほぼ完了、同14年には左岸堤、昭和元年には右岸堤をそれぞれ完成し、その後維持費を投入した程度で今日に至っているが、最近開発の進展に伴い河口付近の改修を含めた全体計画を立てる必要になったわけである。さて本河川河口付近の特色としては(1)河口が非常に狭搾されていること(2)河床が岩盤であること(3)河床が常呂橋地点で深掘れしていること(4)河口に導流提があること(5)河口に船入澗をもち密集した市街地があること(6)感潮河川であること(約7km)などで当初の水位計算については現況のままの断面に対してだけ等流計算(Manning)、および井田氏の不等流計算をしたが、その結果常呂橋から上流についてはその差が1.50m程度になったことと、常呂橋地点で不等流の水位が約1.90m下がったことなどにより疑問を生じたので、今回の実験とかみ合わせて不等流計算をやってみた次第である。
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