作成年度 | 1959年度 |
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論文名 | 軟弱地盤上(泥炭地盤)の道路築造に関する2、3の研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和34年度(15) |
発表会 | 昭和34年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和34年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1959/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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金山一志 |
抄録 |
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開発局は石狩、釧路、北見、天塩などに、200,000町歩にもおよぶ広大な泥炭地を有しており、北海道平坦地面積の役1/4にも相当する。これら泥炭地盤上の道路築造と維持対策は長年の懸案であり、国道の舗装を叫ばれている、現今ではその解決が焦眉の急務である。従来は砂利道で効用されていた道路も交通の増大に伴い、表面近くにおいてのみ静力学的に支持はできても泥炭基礎、盛土中間層など道路全体としての振動が激しく、また長年にわたる圧密沈下などで増大する重交通に対しては、砂利道ではもちろん舗装道でも基礎工法の解決されない限りその効果は期待できない。私たちは昭和32年度施行現場において、泥炭地上の道路構築の仕事を与えられたが、前述の解決策の端緒をみいだすべく、2,3の試験工法を試み、また成果は充分ではないが、これら工法の一つの前提としたものであり、理論の根本からすれば、間隙水、土の変化、土圧などあらゆる角度から査察し総合して結論に結び付けられるものであって、本稿では判明する一部の成果について発表したいと思う。 |
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