作成年度 | 1961年度 |
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論文名 | 水位流量測定の一方法について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和35年度(51) |
発表会 | 昭和35年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和35年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1961/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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川島雅 | |
小林俊男 | |
山口甲 |
抄録 |
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洪水時における河川流量の実測は多くの場合危険困難が伴い容易に実施できないのが常である。また従来の洪水流量の算出方法は通常時間水位を記録しておき、流量観測から得た平均的な水位流量曲線より求めていたが、一般に洪水時には同水位でも上昇時と下降時で異なるものであり、特に本流の影響を受ける合流点付近や緩流河川については水面勾配の変化などでこの方法ではなかなか正確に求めることは不可能である。これらの事実を考慮に入れ、流量観測の簡素化と精度を高めるために、北海道大学で水面勾配計および水面流速計による観測計器を研究中であったが、一応その完成を見、当事務所でも、赤平、雨竜橋、裏の沢に設置したが、現在まで得られた成果につき報告するものである。計器の概要は水位、水面勾配、水面流速を電気的に変換し電子管式直流電位差計に導いて記録し、水理学的計算に基づいて流量を算定しようとするものである。 |
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