国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 館山橋の設計と施工について

作成年度 1961年度
論文名 館山橋の設計と施工について
論文名(和訳)
論文副題 昭和35年度(10)
発表会 昭和35年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和35年度技術研究発表会
発表年月日 1961/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
内山茂樹
抄録
従来の館山橋は昭和17年に架設された橋長34.04m幅員6.4m支間割2@10+2@7=34.00mの鉄筋コンクリート丁桁2連木桁コンクリート2連の橋であり、1級国道37号線伊達町にある。近年その交通量は観光客の増加によりますます増加する一方本橋の腐朽損傷ははなはだしく、かつ道路整備5ヵ年計画の進捗に伴い、今回1級国道37号線の伊達町近辺の改良と相まって、ここに本橋を永久橋化することになった。なお架設地点は現橋より150m上流であり完成後現橋は存続する。本橋は有珠郡伊達町字館山地区に架設される鉄筋コンクリート橋で、その近辺の路線は直線であり、勾配4.0169%で虻田方面にかけて登りである。これの決定に当たっては、P.C Rahmen構造のもの、および鉄筋コンクリート構造のものを種々比較したが、両岸の岩質が比較的良好と思われたこと、また付近が館山公園のためその景物に対する美観および盛高が高いため、その工費などを比較した結果本型式を採用することにした。工事は昭和35年6月19日着工同年12月20日竣工した。
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