国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 捨石固結材としてのアスファルトの利用について

作成年度 1961年度
論文名 捨石固結材としてのアスファルトの利用について
論文名(和訳)
論文副題 昭和35年度(69)
発表会 昭和35年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和35年度技術研究発表会
発表年月日 1961/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
白崎貞二
荒木一郎
抄録
アスファルト合材の利用による捨石マウンドの固定化は、1930年代より欧米において実施されているが、このような工法は、(1)不透水層を作りシーページを減らす。(2)波浪による水の吸出しおよび張右下の栗石基礎の崩壊防止。(3)捨石法面のマスとしての安定強化などに利用価値が存在する。この工法はわが国では昭和35年にはじめて四日市港の防波堤に試験工事として行なわれたが、大塊の石材の入手難に対処するため運輸省主催の第11回直轄港湾技術研究会の議題として討議された。以下加熱アスファルト合材の流し込みによる方法およびアスファルト乳剤系統の新製品による常温施工につき工法の概要と若干の考察を述べる。
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