作成年度 | 1961年度 |
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論文名 | 泥炭地盤上道路築造の一例について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和35年度(19) |
発表会 | 昭和35年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和35年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1961/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山野耕二 | |
長屋幸雄 |
抄録 |
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北海道は石狩、根釧、北見、天北に広大な泥炭地を有しているが、今後高度に要請される道路の整備に計画の実施に対しては、高速交通許容のための円滑な線形の選定と、ますます制約される用地収用のために、泥炭地盤上道路築造の工学的解明をなして、その要請を実施しなければならない。しかるに、近年土質工学は革命的進歩を遂げたとはいえ、まだあたらしい分野の学問であり、特に軟弱地盤、なかんずく泥炭地盤の処理はその端緒を握っただけであり、未解決の問題はきわめて多く、その解明も困難である。したがって、理論的に不充分な観念でも技術上の技法として利用し、現場における現象をできるだけ忠実に観測をなして、理論の不備を補い、この資料の集大成によって、泥炭地盤上道路築造工法を確立しなければならない。ここに昭和35年度において、実施した工事の一例を報告するとともに、現場の体験よりの諸事項を述べたいと思う。 |
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