作成年度 | 1961年度 |
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論文名 | 第二芭露橋鋼管グイ打込試験中間報告(二級国道網走稚内線湧別町地内) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和35年度(21) |
発表会 | 昭和35年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和35年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1961/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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塩川重雄 | |
五十嵐良一 | |
竹中勝好 |
抄録 |
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本橋架換位置は、地質柱状図に示すように砂層上約2.5mが泥炭、以下砂、細砂、極軟質粘土の軟弱地盤層であり、水面下17mに及んで泥岩に達し、その地耐力は本橋支持層として大きく期待される。軟弱地盤であるから、井筒、潜函基礎、簡易井筒と鉄筋コンクリートグイの組み合わせによる工法などは、施工上困難であり、また工期も多く要し、経済的にも得策とは考えられない。井筒の時、また盛土部土圧、上層軟弱地層のLateral Flow横移動地震時自重による水平力に対して不安定である。そこで先端支持グイとして泥岩に達する鋼管グイを打込めば支持力は大きく、かつ水平力に対してもパイルの曲げ鋼度は大きく、施工もしやすく、工期も短縮でき経済的工法と考えられる。以上のことから本工事に先立って、左岸橋台の鋼管グイを用いて載荷試験、引抜試験、水平荷重試験を行ない試験結果を検討し、36年度の本工事に備える予定である。ここに鋼管グイ打込試験の中間結果を発表する。 |
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