作成年度 | 1961年度 |
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論文名 | ベーン試験について(第1報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和35年度(22) |
発表会 | 昭和35年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和35年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1961/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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谷口秀男 | |
後藤征男 |
抄録 |
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一般に力学試験は原位置の状態において行なうことがのぞましいが、現実の問題として、それは不可能である。このためシンオールーサンプリングなどによって、できるだけ乱されない土を採取する方法があるが、実際には自然状態というわけにはいかない。特に軟弱粘土は鋭敏比が大きく、試料の採取には充分注意しなければ、かなり乱された状態となり、セン断強さが著しく減ずる。このため原位置試験が必要とされているが、筆者が試験したベーンセン断試験はその一種であり、軟弱粘土に用いられて原位置における土の強さを知ることができる有用な手段である。一般にセン断強さは、その歪速度の関数すなわちs=f(v)であると考えられるベーンセン断試験においても同様に回転速度によってセン断強さが変化することが考えられ、またセン断機構の問題など未解決の問題が残されている。筆者はこれらについて現地におけるベーン試験と室内におけるベーン試験を用いて追求することにした。ここに第1報としてセン断回転速度とセン断強さ、含水比の問題について報告する。 |
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