作成年度 | 1962年度 |
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論文名 | 空知川河川流下速度測定調査(第2報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和36年度(26) |
発表会 | 昭和36年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和36年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1962/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小浜実 | |
渡辺貞夫 | |
林信雄 |
抄録 |
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過去3ヶ年間行なってきた空知川河川流下速度測定調査が本年をもって一応の成果を収め、完了したので第2報として取り纏めたものである。この調査の目的は空知川上流に建設される金山ダムからの補給水を必要とする取水口が、ダムより約90kmも離れているため、ダムからの補給水がその取水口に到達するのにどの位の時間を要し、どのように流量が変化するかを調べ、ダム貯溜水の有効適切な使用方法を得るために行なったものである。本調査は毎年1回掲水流量時に行なわれ、トレーサーとしては第1回目は食塩、第2回、第3回はRIを使用した。調査も回を重ねるごとに1回の投入によるトレーサーの追跡距離は延長され、本年などは実に30kmの追跡をも可能にした。しかも半減期の短いNaを多量に北海道という最も条件の悪い現場で、種々の放射性物質取り扱いに関する法律を守り、80kmにわたる長距離の追跡実験を成功させたということはRIの河川への応用についても意義深いものと思われる。本調査の資料によりダム放流水の伝播状態およびトレーサーの拡散などに関する解析を行なった。 |
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