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 2m3ドラグスクレーパ、2.5m3デイツパー船のワイヤー張力の測定報告[ストレンゲージ式ワイヤー移動形張力検出機(試作)による測定(2m3ドラグスクレーパ)]

作成年度 1962年度
論文名 2m3ドラグスクレーパ、2.5m3デイツパー船のワイヤー張力の測定報告[ストレンゲージ式ワイヤー移動形張力検出機(試作)による測定(2m3ドラグスクレーパ)]
論文名(和訳)
論文副題 昭和36年度(42)
発表会 昭和36年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和36年度技術研究発表会
発表年月日 1962/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
井田勝也
抄録
2m3ドラグスクレーパ(三菱BFブルトーザ。牽引用複胴ウィンチ付)の掘削索引用ワイヤーの切断が多く7,000~8,000m3で切断する場合も非常に多いのでワイヤー接続修理および新品との切り替え時間が多く、そのために作業能率を低下し経費を増加している。その主な原因として①意外な衝撃荷重がかかりオーバーロードによる。②ワイヤーの異常磨耗ならびに変形による。この原因としてはウィンチ巻胴への不整巻取りと河岸土砂による磨耗現地機械には明らかに②の現象が見られ、原因の一つと考えられるが主原因であるかどうかは①と関連検討することが必要である。①については実作業中のワイヤー張力の測定が必要でありエンジン音、燃料レバーなどの観察のみでは不十分で特に衝撃荷重については推定が困難である。そのため実作業時に容易に取り付け取り外しができ測定時も実作業を変わりなく続けられ、瞬間的衝撃荷重にも追従測定しうる計器を試作して行なったものである。なお建設機械にはドラグライン・パワーショベル・ブルドーザーなどワイヤーによるパワードライブ方式が多く、それらの現場作業時のワイヤー張力を容易に測定することができれば実作業時の荷重状況が明らかになり土質による作業の難易係数の集取、改良、設計などの資料を数値的にうることができ非常に有用な測定をいうることができる。
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