作成年度 | 1962年度 |
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論文名 | 苫小牧港石炭岸壁の施工について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和36年度(34) |
発表会 | 昭和36年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和36年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1962/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山口泰弘 | |
東山崎正義 | |
寺谷利勝 | |
生垣吉計 |
抄録 |
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最近わが国工業界はめざましい発展を示しているが、今後日本経済の伸長を順調ならしめるためにはなお一層の拡充と高度化が要求されている。しかるに工業の拡充、高度化は単に輸送力に問題があるばかりでなく、工業用資源、原料および用水、用地、交通などに大きな溢路を生じている現状である。このうような見地から立地条件にめぐまれた苫小牧に工業港を計画し、理想的な臨港工業地帯を造成することは誠に的を得たものといえるであろう。また北海道における一大産業は石炭であるが、その中の主要炭である石狩炭の積出港の室蘭港も近い将来その港湾能力の限界に達するものと見られている。その補充港としてまた輸送コストの低廉を計るために、苫小牧港より積出を考慮しなければならない現状となり、昭和34年度において「特定港湾施設工業特別会計」に組み入れ、石炭港湾として施工することになり、昭和38年度において石炭積出年間200万tonを目標として、防波堤築造、航路、泊地浚渫、石炭岸壁築造などが始められるに至ったのである。 |
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