作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | 大気中二酸化炭素の溶解によるアルカリ性トンネル排水の中和法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成20年度(環エコ-3) |
発表会 | 平成20年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成20年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2009/02/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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加我直孝 | |
青木卓也 | |
土田和宏 |
抄録 |
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一般国道39号武華トンネルでは、トンネルから湧出する地下水がアルカリ性を呈していることが検知され、工事中はもとより供用後も継続的にアルカリ性トンネル排水が排出されている。これまでの対策としては、液化炭酸ガスを用いて中和処理しているのが現状であるが、設備費や中和剤購入にコストを要する。そのため、自然の浄化作用を活用した合理的な中和処理対策が必要とされている。ここでは、現地に施工されている自然中和施設である水路構造物を流下する過程の水質調査を行い、大気中二酸化炭素の溶解過程をこの構造物を用いて検証することによって、自然の浄化作用に基づく中和法についての設計手法を確立する。本手法は中和剤を一切不要とすることから,コスト縮減のほか、環境負荷軽減にも寄与する。さらに、他の現場においても適用可能な方法である。 |
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