作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | 大径木の「凍土移植」について―カシワの事例― |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成20年度(環-15) |
発表会 | 平成20年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成20年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2009/02/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山中誠也 | |
正国之弘 | |
竹ヶ原 一郎 |
抄録 |
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沙流川ダム建設事業所では、平成19年度より平取ダム建設に伴う付替道路工事に着手しており、支障となる樹木は伐採することを基本としつつも、幼木の移植等による保全について検討してきたところである。しかしながら付替道路のルート上には、樹高約20m、幹の直径約90cm、推定樹齢150年の「カシワの大径木」が根を下ろしており、このカシワは見事なまでの壮大な雄姿を呈する典型的な牧野林を構成する樹木で、地域を象徴する牧野景観に大きく寄与していると認められることから、景観保全のうえで移植が必要であると判断した。本報告は、従来、極めて難しいとされてきた大径木の移植に関し、北海道特有の厳冬期の寒気を活用して、樹木の根及び周囲の土壌を一体のまま凍結させて移動させる「凍土移植法」の施工例について、その詳細及び事後を報告するものである。 |
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