国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 釧路湿原における久著呂川下流の湿原植生の変遷について

作成年度 2008年度
論文名 釧路湿原における久著呂川下流の湿原植生の変遷について
論文名(和訳)
論文副題 平成20年度(環-30)
発表会 平成20年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成20年度技術研究発表会
発表年月日 2009/02/26
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地技術推進室道東支所矢野 雅昭(未記入)
水環境保全チーム村上 泰啓(未記入)
寒地技術推進室道東支所加藤 道生(未記入)
抄録
釧路湿原はラムサール条約登録湿地で、国立公園になっている我が国最大の湿原であり、貴重な自然環境を有している。しかしながら、近年の釧路湿原においては、地下水位の低下や流入河川からの土砂流入などによって乾燥化が生じて、湿原周辺にハンノキ林が浸入するなど、環境の変化が問題となっている箇所もある。一方、こうした植生の変化の傾向とは逆に、釧路湿原を流れる釧路川支川の久著呂川下流では、ハンノキ林が消失し、湿原性の植物であるヨシ・スゲ群落への変化が見られた箇所がある。ここでは、その変遷を既存の航空写真判読から明らかにし、水文データ、現地調査資料等から要因分析を試みた結果を報告する。
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