作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | 人工湿地を用いた重金属含有酸性廃水の処理について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成20年度(環-39) |
発表会 | 平成20年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成20年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2009/02/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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荻野激 | |
遠藤祐司 | |
高橋良 |
抄録 |
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湿地による水質浄化は、湿地を構成している水・土壌・植物および微生物・細菌が持っている自然の浄化能力を利用して行われるため、低コストで、省エネルギーといった優れた利点を持っている。地質研究所では、この湿地による処理を、有害金属成分を含んだ酸性廃水に活用することを目指し、人工的に造成した湿地(人工湿地)に酸性水を導入し、酸性水の水質変動、人工湿地内での金属成分の挙動等を調査した。その結果、廃水を人工湿地に導入することで廃水中の鉄(Fe)・アルミニウム(Al)で60%以上、銅(Cu)が20%程度除去されることが明らかとなった。また6年間、金属成分の除去効果が維持されていることを確認した。 |
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