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 積雪寒冷地の河川における融雪予測の有効性の検討

作成年度 2008年度
論文名 積雪寒冷地の河川における融雪予測の有効性の検討
論文名(和訳)
論文副題 平成20年度(技-3)
発表会 平成20年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成20年度技術研究発表会
発表年月日 2009/02/26
所属研究室/機関名 著者名(英名)
伊藤貴寛
佐々木猛
長尾鉄彦
抄録
本論文では、融雪期の水位予測に対し融雪予測を活用することの有効性を評価した。対象流域は名寄川に位置する真勲別水位観測所(流域面積:695.0 km2)であり、はん濫注意水位を超えた2006年5月10日~11日の出水を解析対象とした。評価の着眼点は、1)推定される融雪量を用いてハイドログラフが再現できるか、2)予測融雪量から算出される水位にどれだけの誤差があるのか、の2点である。検討の結果、融雪量から計算されるハイドログラフには良好な再現性のあることが確認された。また、予測融雪量から計算される水位は6時間先であっても平均20cm程度の誤差に収まっていた。以上から、予測融雪量は水位予測に有効であるものと考えられた。
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