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 苫小牧港西港区における長周期波対策工の概要とその効果について

作成年度 2009年度
論文名 苫小牧港西港区における長周期波対策工の概要とその効果について
論文名(和訳)
論文副題 平成21年度(技-48)
発表会 平成21年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成21年度技術研究発表会
発表年月日 2010/02/25
所属研究室/機関名 著者名(英名)
松野健
青野奨
矢野隆博
抄録
苫小牧港は、北海道の海上貨物の約5割を扱っており北海道経済を支える重要な役割を果たしている。特に西港区は本州航路の内貿ユニットロード貨物(フェリー、RORO、コンテナ)を多く取扱っており、定時性の確保が重要となっている。しかし近年、長周期波の影響による船体動揺により係留船舶の荷役障害(中断・延長)、係留索切断、タグボートによる押さえつけが必要となるなどの障害が発生し、利用に支障を来している。苫小牧港西港区における長周期波対策工は、東防波堤背後の未利用水面に長周期波の反射波低減が可能な吸収層を持った対策工を設置し荷役障害等の低減を図るものであり、平成20年度より施工を開始した。本報告では、その構造設計の概要と施工期間中ではあるが効果把握のため行った波浪調査結果について報告するものである。
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