作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 寒冷地における用水路の劣化と保全-ストックマネジメントの取組み- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成21年度(指-1) |
発表会 | 平成21年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成21年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2010/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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抄録 |
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近年、農業水利施設に対するストックマネジメントの一環として、コンクリート開水路の機能診断と機能保全対策が進められている。現在、先行地区で老朽化した用水路の改修が実施されているところであるが、積雪寒冷地におけるコンクリート開水路の部分的な補修については施工実績が少なく、技術として確立されているものではない。このため、近年では新技術、新工法が数多く出ており、それらの技術としての検証が必要となっている。北海道開発局および寒地土木研究所では、3年程前より積雪寒冷地における用水路補修工法の適用性や耐久性に関する検証を始めたところである。本研究は寒冷地に適した用水路の保全技術の確立に向けて、こうした取り組みの経過と結果を取り纏めることにより、ストックマネジメント技術の向上に資するものである。研究の初年度目となる平成21年度は、寒冷地のコンクリート用水路についての劣化要因や機能診断の課題を踏まえ、ストックマネジメント技術高度化事業の一環として実施されている用水路補修に係る試験工事による取り組みの事例や、寒地土木研究所による補修工法の試験施工区間における検証事例を紹介する。 |
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