作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 河畔植生の維持管理を考慮した河道断面設定に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成21年度(指-2) |
発表会 | 平成21年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成21年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2010/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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抄録 |
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積雪寒冷地である北海道の河川では、融雪出水後の土砂堆積による裸地の形成時期とヤナギ類の種子散布時期とが合致することなどから河畔にはヤナギ林が多く分布している。河岸延長に対する河畔のヤナギ林の延長比率は、関東、四国、九州などの寡雪地帯では約1割であるのに対し、北海道のそれは約7割となっている1)。こうした河畔林は、河川の景観を特徴づけているとともに、生態系の構成要素として重要な役割を担っている一方で、洪水時には水位の上昇や流木の発生原因となることが懸念されている。今後、多くの河川で河道掘削などが計画されているが、河川管理を適切に進めていくためには、多様性のある水際の保全と形成に努めながら、流下能力の向上を図るための河道掘削や樹木管理を行っていく必要がある。そのため、本研究では、河畔林の創出が可能な河道断面の設定や維持管理の省力化を念頭においた樹木管理手法について研究を行うものである。 |
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