作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 石狩川上流掘削工事における特定外来生物オオハンゴンソウの処理方法(第1報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成22年度(環-15) |
発表会 | 平成22年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成22年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2011/02/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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三上紘輝 | |
奥山昌幸 | |
塩田惇 |
抄録 |
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石狩川上流の流域は低平地に人口・資産が集中し、万一外水氾濫が発生した場合には甚大な被害が発生すると想定される。そのため、本事務所では、流下能力が不足している箇所において河道掘削を行い、市街地部における一層の治水安全度の向上を図っている。一方で、陽地環境が多く適度な攪乱頻度、土壌水分、養分量が保たれる河川敷には、外来種が多く分布し、その中でも、外来生物法において特定外来生物に指定され、取扱いについての規制がされているオオハンゴンソウは、北海道内でも多く目撃することができる。本種は近年、各地で一般市民や関係機関との連携による駆除活動等が行われているが、伐開物や種子が含まれる生育地の残土については、外来生物法による適正な処理が求められ、作業量や処分量が課題の一つとなってきている。本報告では、石狩川上流での掘削工事箇所で生育が確認されている本種に対して、平成21年度以降実施した処理試験のモニタリング結果を報告するとともに、今後の処理方法における方向性についての検討を第1報として行うものである。 |
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