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 路面の雪氷が車両の走行性に及ぼす影響に関する実験的検討

作成年度 2011年度
論文名 路面の雪氷が車両の走行性に及ぼす影響に関する実験的検討
論文名(和訳)
論文副題 平成23年度(ふ-11)
発表会 平成23年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成23年度技術研究発表会
発表年月日 2012/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地道路保全チーム丸山 記美雄(MARUYAMA Kimio)
寒地機械技術チーム三浦 豪(MIURA Go)
寒地道路保全チーム熊谷 政行(KUMAGAI Masayuki)
抄録
本研究は,除雪レベルの違いによって路面に残留した積雪や踏み固められた雪氷が,車両の燃料消費率や走行抵抗および乗り心地にどのような影響を及ぼすのかを,苫小牧寒地試験道路の周回路における基礎的な実験によって検討したものである.苫小牧寒地試験道路で実施した乾燥路や積雪路面および圧雪路面などにおける各種車両走行試験の結果,雪氷が存在する路面では燃料消費量が増加し,走行抵抗も増大する傾向が確認された.また,車両の通過台数が増えるに伴って,雪氷路面は凹凸が激しくなり乗り心地が悪化する傾向も確認された.これらの結果より,除雪によって路面の雪氷を適切に排除することは,車両の燃費や走行抵抗および乗り心地のサービスレベルを良好に保つために有効であると推察された.
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